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福島第1原発の凍土壁とは [政治]

福島第1原発で凍土壁の工事が始まりましたね。

凍土壁とは福島第1原発には1日あたり約300トンもの地下水が大量に流れこんでいるのですが、この地下水の侵入を防ぐために土の中に氷の壁をつくろうというものです。
20140526-00000089-mai-000-3-view.jpg
いまの時点では全く防げていないので建屋内に水が入り、汚染された水となって海に垂れ流し状態です。


ここに氷でできた凍土壁を作ることで300トンの地下水全てを防ぐことは出来ませんが、それでもいまの10分の1にまで汚染水の流出を抑えることが出来るようです。

地下水の問題が指摘されてからこの凍土壁とはどういうものかについて議論はされていましたが、議論だけが盛んに行われ、実際に実行に移されることなく時間だけが経過していたのです。

それがこのたび数年の年月を経てやっと2日の午後3時から開始されることに。


日本の高度な技術力を持ってしてもすぐに始めることが出来なかったのですからかなり難しい工事なのでしょう。
凍土壁.jpg
実際に工事が始まったとはいえ、地面に凍土壁ができるのは来年の3月くらいとのことです。

凍土壁ができて初めて300トンの地下水が30トンに減るのです。
来年の3月までは今の状態で汚染水が駄々漏れしているだけ。
これでは福島の方にははまだまだ厳しい日々が続くことになります。
精神的にもかなりきているでしょうから国からメンタル面でのサポートもしてあげてほしいです。







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タグ:凍土壁
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