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西武の伊原監督が休養という名の解任へ [野球]

西武ライオンズの伊原監督が退団(解任)になるようです。
表向きは成績不振による休養ということですが、まともに受け取る人は誰もいません。

6/4の時点で20勝33敗
パ・リーグではダントツの最下位です。

去年にFAで涌井(ロッテ)、片岡(巨人)、ヘルマン(オリックス)という主力3人を失い今年は厳しい戦いになるだろうと思ってはいましたが、それでも負けすぎ。

野球評論家の中には伊原監督の采配や若返る西武なら3人抜けてもAクラスにはなれると言った評論家がどれだけいたことか。

評論家の予想なんてまず当たりませんが、ものの見事に外れましたね。
監督が解任されるなんて予想した人も当然いないでしょう。

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2002年に西武の監督に就任したときは90勝で2位に16.5ゲームも差を付けてのぶっちぎり優勝した実績があります。
その実績をかわれて今年監督に戻ってきたのに休養という名の解任は淋しいですね。

このあとは田辺打撃コーチが監督代行を努められるようですが、この時期に解任による監督交代というのでは選手のモチベーションにも良い影響はないでしょう。


伊原監督自身は、「チームが弱すぎる。弱すぎてどうしたら良いか分からない」と弱音を履くことが多かったとか。

でも、弱いなら弱いなりに少しずつ戦えるチームにしていくのが監督勤めではないでしょうか?

野村克也監督なんて強いチームなんて一個もなかったです。
ヤクルトから阪神、楽天までみんな最下位独走していたチームを優勝できるレベルにまで引き上げました。
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ヤクルトでは優勝していますが、阪神や楽天では強くしたチームを星野監督に引き渡して優勝させています。

当時の阪神や楽天の弱さといったらホントにヒドイものでしたよ。
まともに補強もしてもらえないなかで、現存する選手を再生して、自分の野球理論を植え付けて徐々に強くしていったのです。

だから名将と言われるのですよね。

伊原監督はちょっと辞めるのが早すぎます。

しかも、まだまだ試合数は残っているのに・・


サッカーじゃないんですからシーズン最後まではいてほしかったですね。
いちおう、解任ではなく表向きは休養ということですからひょっとしたら復帰したりするかもしれませんね。




松井裕樹の成績は [野球]

4月16日に松井裕樹がプロ3戦目のマウンドへ登板

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本日の対戦相手はヤフオクドームにてリーグ最強打線のソフトバンクホークス。
相手打者の打撃成績はすさまじいの一言につきます。

打率部門の成績では昨年チーム内で首位打者を争った内川と長谷川だけでも手を焼くのにそこの夜番にオリックスからイ・デホを獲得したため、それまで4番を打っていた松田が6番というキチガイじみたオーダーです。

こんな強力打線をルーキーの松井裕樹が抑えることが出来るのかがポイントな一戦でした。


しかも松井裕樹は前回のファイターズ戦で制球が乱れて途中でノックアウト。
そんなトラウマ状態でリーグ最強打線を迎えるのはどういう気持だったんでしょう。


結局内容的には5回を5安打3失点、6四死球の4奪三振で結果敗戦投手になりました。

強力打線を相手にしてはよく頑張ったのではないかと思いますが、四死球が6個は多すぎますね。


四死球はタダで相手チームにヒットをあげたようなものですから松井裕樹は自分で自分のクビを締めたようなものです。


大型ルーキーとしてドラフト一位で入団した以上、松井裕樹本人も早く成績を残したいという思いが強いと思います。
でもここは成長させるため成績は後回しでも良いのではないでしょうか?

いま楽天は昨年24連勝した田中将大の穴が大きいためどう埋めようか必死です。
松井には最低でも6勝はしてほしいでしょう。


しかしここで松井裕樹に変なプレッシャーを与えてしまうことでフォームが崩れたり、制球が乱れだしたら大変です。

もう放っておいても将来的にエースピッチャーになる逸材です。
成績を追うために無理させることもないでしょう。



でも評論家もいい加減なものだとつくづく思います。
皆、口を揃えて松井裕樹のスライダーは初対決ならプロでも打てないと言っておきながらみんなバンバン打ち返してるじゃないですか。

初対決でこれだけ打たれていると対戦を重ねていったらもっと打ち込まれるかもしれません。


ただでさえ、先日のファイターズ戦で一イニングで5個もフォアボールを出したほどです。
プレッシャーに弱いのかどうかは分かりませんが、得意のスライダーを打ち込まれて行ったら精神的にどうなるかがポイントでしょうね。


私としては今年一年は成績なんてあまり気にしなくていいので無理をさせずにルーキーイヤーを終えてもらえればいいかなと思っています。


次の塗板は中6日後です。

松井裕樹がどんなピッチングをするか、今日の負け地合いからどう立てなおしてくるかが見ものですね。

タグ:松井裕樹
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タイガースにいた坪井智哉の年俸はなんと月給20万円 [野球]

いま大リーグでは田中将大が年俸160億円という日本人選手の話題をかっさらっていますが、実はもう年俸が話題になる日本人がいるのです。

それは元日本ハムファイターズの坪井智哉選手です。
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坪井智哉選手といえば野球の名門PL学園から青山学院大学→阪神→日ハム→オリックスと球団を渡り歩いてきた苦労人です。
振り子打法で一世を風靡し一億円プレーヤーにまでなった坪井智哉の年俸がいまでは月給20万円だそうです。


どうしてこんなことになってしまったのでしょうか。

プロ1年めから二年連続で打率3割をマークするなど阪神の主力選手でしたが2002年に交換トレードで日ハムへ。


ワタシ的にはここが坪井智哉選手の野球人生の転機だったのではないかと思っています。

なぜなら日ハムは非情にドライな球団で有無を言わさず選手の首を斬るからです。


過去の実績なんてほとんど考慮されません。
若手とベテランで同じような成績だったら競争の原理や低コストな若手を起用します。


他のチームならばベテランにはあるていどはチームの顔的な存在のため年俸を落として在籍はさせるという方針をとっているのですが、ファイターズにはそんな温情はありません。
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オリックス時代の坪井智哉選手


過去にも血の入れ替えが往々にしてあり引退に追い込まれた選手は枚挙にいとまがありません。
チームとしてはベテランは年俸が高い。それなら一人辞めてもらえれば年俸が安い若手を何人も雇える。
そこで競争原理が働けばさらにチームが強くなるという思いからでしょうがファンから見るとドライすぎますよね。


阪神の桧山のようにグラウンドには立たないけどチームの顔的な存在はファンにとって大切です。
ヒットを期待できなくてもその選手がいてくれる、長い間現役でいてくれるだけで嬉しい。
そんな選手が書くチームにいます。


でもファイターズにはいないですよね。
ベテランなんて稲葉くらい。

稲葉はまだ打てているからいいけどファイターズのフロントは稲葉のような選手でも解雇してくるでしょう。

坪井智哉選手はトレードされず阪神に残っていればいまでも試合に出れたかもしれません。
仮に試合に出れなくても桧山選手みたいにチームの顔としてファンから愛される存在だったでしょう。


そんな坪井智哉選手は今、アメリカの独立リーグ「アトランティック・リーグ」のランカスター・バーンストーマーズに所属しています。

ロッテから海を渡った渡辺俊介投手と共にメジャー昇格できるよう頑張って欲しいですね。

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2014年の統一球は2.5メートルも飛距離が増加 [野球]

統一球を製造しているミズノによると去年2013年のボールの平均反発係数は0.4134で
今年2014年は0.426だそうです。
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統一球の記者会見するミズノ関係者


私達、素人から見れば全然差がないように見えますが、統一球は反発係数は0.001上がるだけで飛距離が約20センチも伸びるそうです。

ということは2014年の統一球は平均で2.5メートルも飛距離が伸びたということになってしまいます。
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2014年の統一球の構造です。


2.5メートルはありえないですね。

いままで外野フェンスギリギリでフライアウトになっていたものがスタンドインしてしまうわけですから投げているピッチャーからすればたまったものではないでしょう。


実際、千葉ロッテマリーンズの清田外野手は最近、3打席連続でホームランを打ちました
清田はホームランバッターではありません
あくまでも中距離ヒッターです。

そんな彼がポンポンスタンドインさせてたのを見て明らかに今年2014年の統一球はさらに飛ぶボールになっただろうと思ってはいました。

同じチームメイトの今江もパワーヒッターではないのに超特大のホームラン打っていますからなおさらです。



実際、この2014年の統一球は中国の上海工場で製造していたそうですがそこでの原料管理体制が不十分だったようです。


各チームでホームランが量産されているので完全に打高投低です。
見ているほうは乱打戦のほうが面白いのですが、チーム関係者はとてもそんな心境にはなれないハラハラ・ドキドキですよね。

統一球の原材料に関する科学的なことはよく分かりませんが、現場でやっている選手や監督、ファンや関係者からすれば去年に続いて一体何なんのか?といった思いが強くなるでしょう。


こんな中ポンポン飛んでしまう2014年の統一球ですが、同じボールを投げていても失点していない投手がいることも事実。

こういうピッチャーに明らかに不利な状況下で防御率が低い投手はさすがというほかありません。


統一球問題でどのピッチャーが優れているのかが見えてしまうところも、今回の問題の面白いポイントかもしれませんね。

タグ:統一球

斎藤佑樹がまた2軍落ちで戦力外の恐れ [野球]

斎藤佑樹がまた2軍に落ちました。
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去年は全く活躍できず、もう戦力外かと言われたものです。

斎藤佑樹が戦力外という話が出てくるのはもう当たり前になってしまいましたね。


いまはヤンキースにいった田中将大と甲子園で投げ合っていたときの輝きはどこへやら。
もう影も形もありません。

田中はいまは日本のエース格にまでなったのに斎藤佑樹はいつ戦力外になるか分からない状態。


田中と斎藤佑樹はいったいどこで差がついたのでしょう?

私は個人的に高校卒業後すぐにプロの世界でもまれた田中とプロよりも明らかにレベルの劣る大学に行った斎藤佑樹という構図が浮かび上がります。


斎藤佑樹が大学に行っていた四年間で田中将大は大きく成長しました。

斎藤佑樹が大学を卒業してプロの世界に入ってきた時点でもう追いつけないだろうなとはうすうす気づいていましたが正直ここまでの差になるとは思いもしませんでした。


チャンスの神様には後ろ髪はないと言われますが、プロに行ける力があったのなら大学なんかに行ってはいけなかったと思います。

高校でプロからお呼びがかからず大学や社会人で目立つ成績をあげてプロ入りというのなら分かりますが、プロに行けたのに大学にいくなんて遠回りもいいとこです。


この4年間で田中将大は大きく成長して去年は日本のエースにまでなりました。
対して斎藤佑樹はほとんど戦力外。



斎藤佑樹はドラフト1位とはいえど、所属するファイターズはかなりシビアなチーム体質です。


誰であろうと簡単にクビを切ってきます。

ましてや今は大谷というルーキーが大活躍して話題をさらっていっているまっさい中。


気を引き締めてかからないと本当に戦力外になってしまいそうですね。


甲子園で投げ合った田中はどう思っているんでしょうね。
タグ:斎藤佑樹

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